Scanat Blog 第1回 精度検証:3階
ブログ Scanat Blog
第1回
こんにちは、nat株式会社ブログ編集室です。
リリースから1年4ヶ月が経ち、現在は中小工務店から大手上場企業まで、全国37都道府県、累計200社を超えるお客さまに幅広くご愛顧いただいております。 2023年6月よりアプリのデザイン変更など大幅にバージョンアップをしました。
今後もより一層身近に思っていただける様に、お役立ち情報・日頃の業務などを紹介していきたいと考えています。
今回は先日行った精度検証についてご紹介します。
延べ床約83m2の3階建の住居にお邪魔して検証をしてきました。
まずはレーザー距離計とコンベックスを使って計測しました。
各お部屋の大きさ、天井高を測っては記録紙に記録。
こちらの方法は皆様がいつも行っている計測方法ではないでしょうか。
だいたい1時間ぐらいかかりました。
次にScanatのノーマルスキャンにて計測開始です。 事前に扉を開けておいて、お部屋の電気をつけておきます。 対象物との距離・角度を意識しながら、デバイスは上下に、自分は横に移動しながら順番に撮影していきました。 だいたい9分30秒かかりました。 撮影後モデル処理を行い、モデルが完成します!
10分弱で部屋の空間が把握できることにいつも感動します!
部屋を歩いているだけでは把握しきれない、部屋と部屋との関係、1・2階などの上下の関係モデルを見ればすぐにわかります。
「キッチン2階だから、1階にはPS・天井点検口があるんだな」など、問題がすぐ解決します。
いつも1時間かけて行っていた現調がたったの10分、かなりの時短です。
そしてコンベックスや記録紙・カメラ(場合によっては脚立)など道具を沢山必要としますが、Scanatの場合はipad一つで3役や4役をこなします。 手軽さを身をもって体験しました。
今回は現場の体験を中心に紹介させていただきました。
次回は撮影したモデルの精度についてご紹介したいと思います。