地域密着工務店が目指す最高のリフォーム体験とは!?

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株式会社松井工務店  代表取締役  松井佑太様

プロフィール:埼玉県朝霞市で工務店を営んでいる。3代目社長。業務エリアは関東全域。木造戸建ての新築・リフォーム、店舗の新装・改装、工場や事務所のリノベーションを行っている。社員は全部で5人の少数精鋭。

地域密着工務店が目指す最高のリフォーム体験とは!?お客さまとのコミュニケーションを大切にしたい、という思いで活動されている、3代目社長である松井さん。初回は、そんな松井さんに、Scanatを利用することで現地調査がどのように変わったのかインタビューをしました。

Q: これまで、建設業界のITツールにどのような印象をお持ちでしたか。

松井さん:これまでのITツールは初期費用が高い、メンテナンスが大変、というイメージがありました。また、専用の機械を使わなければ測定ができない、という話をよく耳にしました。

Q: Scanatの導入に至った決め手はなんでしょうか。

松井さん:iPad1台あれば計測まで全て終わる、という点です。使い慣れているiPadでそのまま作業ができるので、メンテナンスも自分たちで完結できると思いました。また、初期費用も安いので、導入のハードルが低かったです。

Q: 以前からiPadを利用されていたんですね。Scanat導入前はどのようなツールを使って作業されていたのでしょうか。

松井さん:撮影した写真を工事ごとに一元管理できるサービスを利用していました。現場では大量の写真を撮影するので、その管理はとても大切です。また、紙を使って現場の間取りをスケッチしていました。

Q: Scanatの導入でどのような変化がありましたか。

松井さん:今までは写真の撮り忘れがあったり、情報共有をしたつもりができていなかったり。そのせいで現場にもう一度確認に行かなくてはならないこともありました。しかし、Scanatを使うと、基本的に写真の撮り忘れもなく、現地でなくても同じ現場を見ながら情報共有ができるため、伝え忘れが減りました。
また、5人という少人数の社員で担当業務を分けているため、現地調査ができる社員がいなければ現地調査ができませんでした。そのため、複数人で同じ現場に行く必要があり、現場数を減らさざるを得ませんでした。しかし、Scanatを使うことで、現地調査の担当でない社員でも現地調査が行えるようになりました。また、進捗確認を事務所内で行うことができ、移動の時間を減らすことができました。

Q: 代表の松井さんも、現場に何度も訪問されているようですね。

松井さん:はい。私自身も現場に足を運ぶ機会が多いです。今までは1つの現場につき①現調時、②工事の作業開始時、③中間、④竣工時の4回は少なくとも現場に行っていました。Scanatを導入してからは現調時に1回、最後の竣工時に1回の最低2回に減らすことができました。事務所の中で社員と共有することで、工事期間の現場訪問回数を減らすことができたため、その分の移動時間などを他に充てることができました。

Q: 現場の訪問回数以外になにか変化はありましたか。

松井さん:現地調査の時間の短縮もできました。現地調査ではもともと、ヒアリングと寸法の確認を行っています。ヒアリングに30〜40分、寸法の確認に(規模にもよりますが)30〜50分ほどかかっていました。Scanatを導入したことで、たとえヒアリングの時間をプラス30〜40分長くとったとしても寸法の確認時間を10〜20分に減らすことができたため、トータルの現地調査にかかる時間を短縮することができました。

Q: 現地調査の時間を短くしたい、と思われているようですね。

松井さん:そうですね。お客様の負担を減らし、さらにヒアリングに対して時間をとりたいからです。リフォーム工事はお客様にもご迷惑をおかけする工事です。ヒアリングにかかる時間を長くしても、寸法確認にかかる時間を短くすることができるため、現地調査時でのお客様の立ち合いの負担を減らすことができます。また、ヒアリングに時間をかけることで、お客様の要望をより詳細に聞くことができ、お客様の満足度を高めることにも繋がります。

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