Scanatを応援してくださるパートナー

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株式会社桐井製作所  横浜営業所主任  豊山様

プロフィール:内装工事店・工務店・リフォーム店に営業。内装資材であるLGSと、それに携わるボードや建具など、建物に関わるモノを広く扱っている。
資材の引き取り倉庫を兼ねた株式会社桐井製作所の横浜営業所で、工務店の方と身近に接していらっしゃる豊山さん。Scanatを評価し、DX推進の観点からも、ご自分のお客様におすすめしてくださっています。今回はそんな豊山さんに、なぜScanatを応援してくださっているのか、インタビューをしました。
Q: なぜDXを推進されているのでしょうか。
豊山さん:業界内外問わず、建設業界は古い業界、「昔ながら」というイメージがやはり拭えないのが現状です。それによって、若手や新しい世代が入りづらい業界となっていると感じます。そうなると、業界自体が衰退していってしまうのですが、最終的に困るのは私たちです。DX・新しいものを取り入れることによって、まずは目の前の短期的な人手不足を解消し、人間の代わりにデジタルで対応していく。そういった取り組みを行っていくことによって、若者からの業界に対するイメージも変わっていくと考えているため、DXには期待しています。
Q: 工務店の方とはどのような関わりがございますか。
豊山さん:私は営業なので、訪問営業もするのですが、事務所が資材の引き取り倉庫にあるので、そこに引き取りにいらっしゃるお客さまともお話をする機会が多くなっています。現場のお話もそうですし、日常的に困っていることやニーズについてもお話をしています。
Q: 実際に工務店の方と接してこられる中で、工務店の方が困っていることはございましたか。
豊山さん:実際に引き取り倉庫でお客様と接していると、1日に同じお客様が何回か、朝昼といらしていて。どうしたのかな、と思って話を聞いてみると、「人がいないので、1人が現調に行っていると、自分が資材を運ぶしかない」とおっしゃっていて。それがお昼の話なんですが、後から聞くと夜もいらしてたみたいです。結構いっぱいいっぱいでいる姿や、疲れ切っている顔を見ることもよくあります。
Q: Scanatをどのようなお客様に使ってほしいとお考えですか。
豊山さん:弊社のお客様は内装工事店さんが多いのですが、まずは内装工事店さんと元請けさんの2社に入れてもらうことで、効率化が図れるのではないかと思います。現状、内装工事店と元請けが一緒に現場に行くことが多いです。しかし、Scanatを導入すれば、今回は元請けがScanatでデータを取る。そのデータを内装工事店に共有する。内装工事店が寸法を測る、といった使い方をすることができると思います。
Q: 豊山さんがScanatをご紹介くださったお客さまは、Scanatをどのように評価してくださっているのでしょうか。
豊山さん:現場あるあるなのですが、「写真撮り忘れた!」「大事なところが写っていない!」ということがよくあると思います。Scanatを使うと、3Dスキャンなので撮り漏らしが少なく、撮れていれば写真も勝手に撮ってくれるため、人為的な撮り漏らし・撮り忘れがなくなると思います。これは、お客さまからも良いお声をいただくことが多い機能です。
Q: こんな使い方をされている、という事例などございますか。
豊山さん:あるお客様は、職人さんの毎日の出来高を一日一回仕事終わりに、「今日は何平米できた」というように、現場管理を含めた出来高の確認に使われている方もいらっしゃいます。私もそういう使い方ができると思っていなかったので、新しい発見でしたね。
Q: そのように使われている方がいらっしゃるんですね!我々も想定していなかったのでびっくりです。
豊山さん:そうですよね。Scanatを結構なお客様にご提案させていただいていますが、私からは「3Dスキャンできます、写真が残れます、寸法測れます」ぐらいしかお伝えしていません。けれど、お客さまのほうから、「こういう使い方できない?」「測るだけでなく、職人さんの出来高も測ることできそうだよね」といった、いろいろな発想や使い方を出してくださいます。システムの制限上でできないものもあるけれど、ほとんどは発想の一つでできてしまうんですよね。使い手次第で可能性が無限大だと感じました。とりあえず皆さん、一回触ってみてください!